Webマーケターが学ぶべきマーケティング基礎と勉強方法
Webマーケティングを身につけるためには、当たり前ですが通常のマーケティング力も必要です。
とはいえ、マーケティングの勉強を
- 何をすれば良いか分からない
- どうやってすれば良いか分からない
と感じている方も多いのではないでしょうか。
また、ただでさえWebマーケティングの勉強もあるのに、これ以上勉強することを増やしたくないですよね。
そこでこの記事では、脱初心者に必要な要素だけを厳選したマーケティングの基礎と勉強法をお伝えします。
事業会社のWebマーケターとして働いた実体験から厳選していますよ。
当記事で紹介する勉強法が、Webマーケターへの近道となれば幸いです。
はじめに
Webマーケターにマーケティング力は必要です。
しかし、マーケティングの全てを理解する必要はありません。
むしろWebマーケター初心者段階では、後述する最低限の要素だけでOKです。
理由は2つあります。
当面は使わない知識も多いから
マーケティングをちゃんと学ぼうと思ったら、幅広い知識が必要です。普通に勉強していたら数年くらいはかかると思います。
しかし高度なマーケティングはプロジェクトリーダーや管理職になれば使いますが、Webマーケター脱初心者段階ではまず不要です。
つまり時間の無駄となってしまいます。
また、基礎を身に付け実際にWebマーケティングするようになれば、高度なマーケティング知識は後からついてくるものです。
であれば、まずは必要最低限の知識だけを勉強し、初級者レベルでも良いからWebマーケティングできるようになることが先決なのです。
みんな意外と理解していないから
最低限の知識だけだと不安だなと感じる方も多いのではないでしょうか。でも安心(?)してください。
今までたくさんのWebマーケターさん(広告代理店の人)と出会ってきました。
ですが、この必要最低限のマーケティング要素すら活用できてない人が多い印象です。
仕事柄、他社の部長や役員級の人と話す機会も多いのですが、その人たちですら微妙です。
なので最低限と言ってますが、正直知るだけでそこら辺の人よりかはマーケティング力が身につく内容となっていますので安心してください。
Webマーケターが知っておくべき最低限のマーケティング基礎とは
では、Webマーケターに最低限必要なマーケティング要素を発表します。
それは「お客様がその商品を購入することに決めた最大の理由」を見つける力です。
例えば、スターバックスのコーヒーを買った人で考えてみます。
最大の理由は一旦置いておいて、スタバでコーヒーを買う理由となると以下がありそうですよね。
しかし、美味しいコーヒーならコンビニでも買えるし、勉強したいならドトールでも良いですよね。
そこで、スタバ購入に至った最大の理由を考えてみます。
と言った感じになります。
Webマーケターになりたいなら、まずはこれを見つけられるようになってください!
※見つけ方はこの後解説します
マーケティング基礎の勉強方法
では、「お客様がその商品を購入することに決めた最大の理由」を見つけられるようになるための学習方法をお伝えします。
それは
- 書籍「ドリルを売るには穴を売れ」を読む
- 身の回りにある商品で最大の理由を見つけてみる
です。
①書籍「ドリルを売るには穴を売れ」を読む
読む本これだけで良いの?と思った方。安心してください。大丈夫です。
と言うのも「商品を購入することに決めた最大の理由」を見つけるために以下の知識が必要と考えていまして、
- ベネフィット(お客様が商品に感じる価値)の理解
- セグメンテーションとターゲティング(お客様層を分けて狙い定める手法)の理解
- 差別化(その商品じゃないとダメな理由について)の理解
この本で全てを(しかも優しく)学ぶことができるからです。
②身の回りにある商品で探してみる(探し方の手順)
本を読むことで「ベネフィット」「セグメンテーションとターゲティング」「差別化」の知識が身に付きます。
そしたらその知識を使い、身の回りにある商品やサービスを題材にして「商品を購入することに決めた最大の理由」を探してみてください。
手順は以下の通りです。
マクドナルドで例えると、以下のような感じになります。
これをあなたの身の回りにあるファミレスとかイヤホンとか、ゲームソフトとかなんでも良いので試してみてください。
繰り返すことで、マーケティング能力が格段に上がっていきますよ!
Webマーケティングの準備はほぼ完了?
「お客様がその商品を購入することに決めた最大の理由」
実はこれさえ見つかれば、Webマーケティングをする上での準備はほぼ完了したと言えます。
その理由をベースに、広告文を作ったり広告を配信する媒体を決めるからです。
なのでまずは当記事で紹介した勉強法を用いて、購入する最大の理由を見つけられるようになっておいてくださいね。
どう活かすかについては今後、当ブログでお伝えしていきますね。