【元転勤族が語る】新入社員が退職して地元に帰りたいと思ったら。選択肢4つを解説
就職のために地元を離れたものの、
- 実家に帰りたい
- 今いる土地は知り合いがいなくて寂しい
- 恋人が地元にいる
- 会社の人間関係とかもめんどくさい
- 休みの日に久々に地元に帰ったら帰りたい欲が増した
- ああ・・・辞めたい・・・
これらのような理由で地元に帰りたいなぁと思ってはいませんか?
中には本格的に退職を考えている人もいるでしょう。
この記事ではそんなあなたに、地元に帰りたいと思ったらどうすべきかの選択肢4つを紹介・解説します。
具体的には以下の4つです。
地元に帰るための選択肢4つ
ではさっそく、地元に帰るための選択肢4つを紹介しますね。
選択肢①:地元に異動できないか相談してみる
まず1つ目の選択肢として、会社は退職せずに地元に異動できないかどうか相談してみることが挙げられます。
今の会社で働く事自体は楽しいけど、地元に帰りたいんだよなぁという人はこの選択肢が一番いいですね。
最近はコンプライアンスに力を入れている企業も多いので、人事はあなたが思っているよりも話を聞いてくれます。
ですから直接お願いするもよし、メールでアポをとるのもよし、一度人事に相談してみてはいかがでしょうか?
ただ、もちろん会社の事情もありますから、絶対に異動できるとは限りません。
また、地元に近いところに勤務先がないなら、この方法は使うことはできないです。
選択肢②:地元企業に転職する
地元にある企業に転職することが、地元に帰れる一番実現可能な選択肢でしょう。
たとえあなたの地元がどんなに田舎であっても、求人は必ずあります。
転職サイト等を使って、地元企業の求人を探しましょう。
また、家から通える範囲に思うような求人がなかったら、地元と同じ地方圏で求人を探すという方法がおすすめです。
例えば、地元が滋賀県だとすれば、大阪勤務の企業に転職するといった感じです。
東京から滋賀に帰るのは物理的にも精神的にも離れていますが、大阪から滋賀に帰るのは物理的にちょっと離れているものの、精神的にはかなり近いのでホームシックになりにくいのです。
たとえ一人暮らしをするとしても、地元と同じ地方圏であれば精神的に本当に楽になりますよ。
地元が滋賀なら大阪神戸で仕事を探す、地元が岩手なら仙台で探す、岐阜なら名古屋で探す、熊本なら博多で探すとかです。
僕も実際に退職をして一人暮らしをしているのですが、同じ地方圏にいるので、全くホームシックを感じません。
ですから、家から通えるところに求人がないなら、同じ地方圏で求人を探すといったことがおすすめですよ。
なお、地元企業を探す場合は、転職エージェント&転職サイトを使って探すと効率よく見つけることができます。
選択肢③:地方公務員になる
3つ目の選択肢として、地方公務員になるという方法が挙げられます。
どんなに小さな町でも市役所などの役場はあるでしょうから、そこに就職するのです。
地方公務員になれば基本的に地元から離れる転勤はほぼないので、絶対に地元にいたいと考えているならおすすめですね。
また、公務員は基本的に試験に受かればなれるので、スキルが全くない状態の新入社員も勉強さえすれば転職できます。
ただし、公務員は結構古い考えを持っている人が多いですし、良く悪くも年功序列ですから、そういった体制を我慢できないと思うなら余計に悩むことになるので注意しましょう。
選択肢④:リモートワークができる企業に転職する
これは昔にはなかった選択肢です。
ITの発展によりどこで働いてもいい企業と言うのが急激に増えており、そこに転職するという方法になります。
本社が東京であっても、どこで働いてもいいわけですから、地元を拠点にしてももちろんいいわけです。
たまに本社に出勤して集合しようと言う時もありますが、多くて月に1回くらいでしょうから、それくらいなら余裕で耐えれるはずです。
もしかしたら、リモートワークができる企業なんて選ばれしITスキルがある人しかなれないって思っているかもしれませんが、未経験OKのところも増えつつあります。
また、新型コロナウイルスの影響で、今までやってなかった企業もリモートワークを開始し始めています。
転職エージェントなどを利用すれば、そういった最先端の求人を一足先に教えてもらえるかもしれないので、気になるならぜひ相談してみてくださいね。
自分の住みたい場所は自分で選ぶ時代
近年では「自分の住みたい場所は自分で選ぶ」、この考えを持つ人が増えてきています。
現状ではIT系の会社で働く人にこの考えを持っている人が多いのですが、IT系以外でもどんどんこの考え方は浸透しつつあります。
そのため「地元に帰りたい」が当然になる世の中はそんなに遠くないと思うのです。
もしかしたら今は周囲の人に「甘えだ」って言われるかもしれないけど、時代を先取りしているくらいの感覚でいて大丈夫だと思いますよ。
一度きりの人生です。地元に帰りたいと思うなら、帰って自分らしく生きましょう。