退職代行サービスを正直使おうかどうか迷っている。
けど、ネットでは
- 退職代行はありえない
- 退職代行を使うやつなんてクズだ
- お金払ってまで退職するってどうなの
- 非常識すぎる
こんな感じで言われており、自分は人間のクズなのかなぁ?って感じてはいませんでしょうか。
そこで結論を言いますと、忘年会スルーが年々当たり前になったように、退職代行もそのうち当たり前になっていきます。
だからもし今使わず将来使ったら「なんでこんなことを決断するのにあんなに悩んでいたんだろう?自分あほらし」って思うことになりますよ(笑)
また、前職で多数の経営者と携わった見解として、世間的にもすんなりと退職できない世の中になっていると感じます。
なので、すんなりと問題なく辞めるために退職代行を使うのはむしろ頭が良いと言うか、理にかなった行動をしているということも知っておいてください。
数年後に退職代行は当たり前になる
ネット上で、退職代行を使うことを
- ありえない
- クズだ
- 退職にお金払うのとかどうなの
- 非常識だ
なんて言っている人がいますよね。
けどこれは退職代行がまだ流行り始めた段階であり、世の中に浸透しきっていないからこう言われています。
例えば数年前、会社の飲み会に参加しない人は「ありえない」って批判されていましたよね。
けど最近では飲み会に参加しなくても、そういう価値観の人なんだって理解される世の中になったと思います。
一部まだおかしいと言っている老害はいますが、5,6年前よりかは遥かに理解してくれる人は増えました。
むしろ現在では、飲み会に参加しない若者は自分の時間を保てるので合理的だと言う意見さえあります。
僕は退職代行に関する「ありえない」という意見も、この若者の飲み会問題と同じ道を辿ると思っています。
今はまだ浸透していないので批判が多いですが、じきに退職代行を使う若者が合理的だと言われる世の中が絶対に来ます。
だから少なくとも、退職代行を使おうとしているあなたが自分はクズだとか思う必要は全くありませんからね。
時代があなたに追いついていないだけです。
現に退職代行利用者数は年々増えている
数年後に退職代行が当たり前になるのは、現に多くの人が退職代行を利用しているということからも言えます。
先日退職代行大手の退職代行EXITでは、月に300人以上の人が退職代行を利用していると報告しました。
また、退職代行サービスが出始めた2017年はほんの1,2社くらいしか業者がいませんでしたが、現在では有名な業者だけでも50社以上と、年々増えています。
その理由はもちろん、それだけ退職代行を利用する人が多いからです。
月に数人程度の利用者では企業も倒産しますから、少なくとも毎月50社が存続できるくらいの人数は退職代行を利用していると言うことになります。
もし退職代行を利用する人がクズだとしたら、退職代行を利用する何千人何万人という人がクズだと言うことになりますよ?(笑)
そんなわけないですよねw
すんなりと退職できない世の中にもなってきている
また、数年後に退職代行が当たり前になる理由として、すんなりと退職できない世の中にもなってきていることも言えます。
僕は前職で様々な経営者の方と接した経験から、
- 人手不足で年々会社は社員を辞めさせないように必死になっている
- 転職が当たり前になったことで、企業の引き止めが巧妙になっている
ということを強く感じたからです。
人手不足で年々会社は社員を辞めさせないように必死になっている
あなたもニュースで見たことがあるかもしれませんが、現在の日本企業は深刻な人手不足に悩まされています。
そしてその人手不足は年々加速しており、今後も解消の見込みはありません。
そのため企業は人手を失わないようにするのに必死です。
以上のことから、いざ社員が辞めるってなったら強い引き止めを行ったり、先延ばしにしてなんとか辞めさせないようにするケースが非常に増えています。
もちろん昔から引き止めることは行っていたでしょうが、人手不足な近年ではそれが増えてるし徐々に強引になっています。
つまり今後も辞めにくさは加速しますから、今後お金をかけてでもすんなり退職できる退職代行を選ぶ人は増えるでしょう。
転職が当たり前になったことで、企業の引き止めが巧妙になっている
転職が当たり前の世の中になっていることも、実は退職代行が当たり前になる要因を作っています。
数年前までは、退職代行はおろか転職をすることさえ珍しいと言われる世の中でした。
しかし今では転職をすることは普通になっているし、20代専門の転職エージェントが増えて新卒3年以内の転職も多くなっています。
そこで企業も黙ってはいません。社員が転職するとわかっているなら、企業も転職で辞めないように対策をとってきます。
- 今まで強く引き止めていたのを、逆に非常に優しく接する
- 希望の部署への異動の話を持ちかける
- 君には期待していたのにと甘やかす
など、辞めようとする人にはあまーい言葉をかけるといったマニュアルを用意している会社も増えているのです。
巧妙な手口は分かっていても騙されますから、解決策としては直接退職を伝えない退職代行が必然として候補に挙がります。
つまり今後は直接退職を伝えられる人でも、巧妙な手口に騙されない目的で退職代行を使う人が増えると予想されます。
まとめ:退職代行が常識になる時代はもうすぐそこまで来ている
冒頭で、退職代行を使うことは時代の先取りであるということをお伝えしました。
けど実際は、退職代行サービスは毎日のように使われています。
1人とか2人とかのレベルではなく、数百人数千人のレベルでです。
つまり遠すぎる未来の先取りではなく、退職代行が常識になる時代の直前なわけです。
だからそのうち退職代行は当たり前になりますから、「ありえない」とか「クズだ」とかの意見はマジで気にしないで大丈夫です。
もし今退職代行を使わずに将来常識になってから使った時「なんでこんなことを決断するのにあんなに悩んでいたんだろう?自分あほらし」って思う日が来ますよ(笑)
こんにちは、かわんちゅ(@kawaaanchu)です。僕は新卒で入った会社で退職を告げるのに2ヶ月もかかりました。あの時退職代行を知っていれば、すぐ辞めることができたのに・・・と後悔しています。この記事は、そんな経験をもとに執筆しています。