新卒で入社した企業を辞めてからというものの、
- 少し休養期間を設けるつもりでしばらくゆっくりしていた
- 正社員に疲れたのでしばらくアルバイトをしていた
- 鬱になってしまい治療していた
こんな感じでブランク期間ができてしまい、転職で不利になるかもと不安になっていませんか?
実際にブランクがあった状態で転職活動をした僕が結論を言うと、不利になります。
しかし僕は不利になりながらも、試行錯誤して第二新卒転職に成功できました。
そこでこの記事では、試行錯誤したものの中から実際に転職成功に直結したものを5つ紹介します。
具体的には以下の5つです。
- たとえ何もしていなかったとしてもブランクは正直に伝える
- 正直に伝えて落ちる企業は無視しよう
- ブランクを気にしない企業を受ける
- ブランクがあって不利なのになぜ一念発起したのかを伝える
- スカウト型転職サービスに登録してスカウトを待つ
目次
ブランクがあると転職で不利になるかもと不安になっていませんか?
新卒で入社した会社を辞めてからというものの、様々な事情でブランクがある。
最近やっと転職しようと決心したものの
- ブランクがあったらやっぱり不利?
- 半年ならまだ間に合う?
- 何社か受けてみたけど書類審査が通らないのはやはりブランクのせい?
こんな感じで、ブランクがあることで転職できないかもと不安を感じてはいませんか。
結論として、どんな理由であってもブランクがあることは転職において不利に働きます。
これは紛れもない事実ですし、受け入れなければなりません。
何ヶ月以上がブランク扱い?
実際に第二新卒転職をした経験と、転職先で採用面接官の仕事をした経験上、企業で許されるブランクはおよそ3ヶ月までです。
つまり3ヶ月以上のブランクがある場合、転職できるできないにしろ不利になることは確定します。
逆に言うと、この記事を読んでいる人でブランクが3ヶ月未満の人はまだ間に合います。
これ以降記事を読む必要はないので、今すぐ転職活動に取り掛かりましょう。
僕も半年以上のブランクがありました。しかも新卒10ヶ月退職という圧倒的不利さ
実は僕も第二新卒転職をした時、半年以上のブランクがありました。
しかも僕は新卒10ヶ月で退職をしていたので、1年未満退職というレッテル付き(笑)
半年以上ブランクがあるだけでも相当不利なのに、早期離職している僕は不利以外のなにものでもありませんよねww
以下の画像は僕が転職活動をしていた時のものですが、ほぼすべてお祈りメールです。

当時の僕は本当にブランクを空けてしまったことを後悔しましたし、自分に対して怒りすら感じていましたね。
なんであの時すんなり転職活動しなかったんだろう・・・って。
そして僕はどこにも転職することができず、このまま人生が終わるんだろうなぁとも思っていました。
フリーターとしてやっていくか、契約社員としてやっていくか。
とりあえずごく一般のサラリーマンに戻るのは無理かなって絶望していました。
そんな僕でも第二新卒転職に成功できたコツ
そんな僕ですが、企業に落ちまくりながらも試行錯誤して行った結果、最終的に第二新卒転職に成功します。
ここからは僕が試行錯誤した時に行ったことのうち、実際に転職成功に直結したものを5つ紹介します。
具体的には以下の5つです。
- たとえ何もしていなかったとしてもブランクは正直に伝える
- 正直に伝えて落ちる企業は無視しよう
- ブランクを気にしない企業を受ける
- ブランクがあって不利なのになぜ一念発起したのかを伝える
- スカウト型転職サービスに登録してスカウトを待つ
コツ①:たとえ何もしていなかったとしてもブランクは正直に伝える
ブランクの理由が留学をしていたとかならいいのですが、おそらくこの記事を読んでいるということは不利を解消できる理由ではないのだと思います。
休養をしていたりとか、なんとなくアルバイトをしていたりとか、特にこれといったことをしていない人も多いはずです。
たとえそんな場合でも、ブランクであることは正直に伝えましょう。
1番やってはいけないことは嘘をつくことです。
単刀直入にいうと、嘘は99.9%バレます。
面接官はこれまで何十人何百人と面接してきたプロです。
そんな人をごまかせる訳がありません。
また、第二新卒を実際にした経験上
嘘がバレて不採用になる確率>正直に伝えて不採用になる確率
です。
つまり正直に言った方が採用される確率は高いということです。
ブランクがある以上、不利なのは事実だし全ての企業に受かることができません。
落ちるのは当然です。
だったら全ての企業に受かる努力ではなく、不採用になる確率を減らす努力をしましょう。
コツ②:正直に伝えて落ちる企業は無視しよう
コツ①の続きなのですが、ブランクを理由に落とす企業はものすごく古い考えの企業が多いです。
実力よりも学歴を重視したり、とりあえず3年働け!みたいな(笑)
正直このような企業にもし入社できたとしても、入社後めちゃくちゃ大変ですよ。
昇進する人は早慶上智の人が優遇されるとか、実力があっても若い人は絶対に昇進しないとか。
だから僕はブランクを正直に伝えて落とされる企業は、無視でいいと思います。
逆にそんな企業こちらからお断りです。
だからもし企業を受けて不採用になったとしても、時代遅れの会社だったんだなと思ってください。
コツ③:ブランクを気にしない企業を受ける

不採用になる前提で企業を受けて行ったとしても、やはり不採用になるのは辛いですよね。
そこでおすすめ方法が、ブランクを気にしない企業を受けるという方法です。
ブランクを気にしない企業を受けることができれば、少なくともブランクが不利で落とされることはなくなるからです。
いやいやちょっと待ってくださいよ。
ブランクを気にしない企業が事前にわかったら苦労しないよって思うかもしれません。
実はわかる方法が1つあります。
それは第二新卒転職エージェントを利用するという方法です。
第二新卒転職エージェントというのは、新卒3年以内に転職しようとしている人が利用する転職支援サービスのことです。
この第二新卒転職エージェントに求人を出している企業は
- ブランクあり
- 早期離職
- フリーター
- 正社員経験なし
- 中卒
たとえこんな経歴があっても若さとやる気があればちゃんと採用するから求人を出しています。
つまりこの第二新卒転職エージェントに紹介してもらった求人だけを受けていけば、おのずとブランクを気にする企業の求人を避けることができるのです。
また、第二新卒転職エージェントでは書類選考免除や企業に推薦状を書いてくれるところもあります。
ですからブランク云々ではなく、第二新卒転職を成功させたいなら登録しておいた方がいいですよ。
コツ④:ブランクがあって不利なのになぜ一念発起したのかを伝える
ブランクってものすごくマイナスなイメージがありますが、言い方によってはプラスにすることができます。
例えば、あなたはブランクがあって不利的状況にも関わらずどうして転職しようと思っているのですか?
- そろそろ就職しないとやばいと思ったから?
- 貯金がつきそうだから?
- やりたいことができたから?
- 恋人ができたから?
理由は様々だと思いますが、なにかきっかけがあったから転職活動をしているんですよね。
だったらそれを伝えればいいのです。
- そろそろ就職しないとやばいと思ったから?
→「年齢的にもこの機会を逃すと厳しくなると感じた。これが最後のチャンスだという覚悟のもと転職活動をしています。」 - 貯金がつきそうだから?
→「貯金が尽きるまで動かなかったのは事実です。しかしこれを気に計画性の大事さを知ったし、反省をしています。」 - やりたいことができたから?
→「興味がある仕事しかできないので、それが見つかるまではバイトしていました。しかしやりたことが見つかり、それが御社の仕事です。」 - 恋人ができたから?
→「正直言ってぐーたらしていました。しかし恋人ができ、甘えてばかりはいられないという自覚ができたので転職活動してます。」
上記のように伝えることができれば、マイナスな面はありつつも前向きに行動しているということが伝わりますよね。
というか上記のようなことを言われたら普通に採用側も「おっ!」って思いますよ。
逆境に立ち向かっているんだなこの人は!ってなりますから。
そう考えると中途半端に転職活動している人よりか、ブランクがある人の方が逆に有利なんじゃないかなって思うくらいです。
だってこんな逆境に立ち向かっていることを伝えれるエピソードって、空白期間がない人は言えないのでw
コツ⑤:スカウト型転職サービスに登録してスカウトを待つ

スカウト型転職サービスってご存知でしょうか?
実はdodaとかリクナビNEXTみたいに自分から応募する転職サイトではなく、企業からオファーがもらえる転職サービスがあります。
これを利用すれば、ブランクとか関係なく転職できてしまう可能性があるのです。
なぜならスカウトが来たと言うことは、ブランクがあることは理解した上であなたと会いたいということだからです。
コツ③で転職エージェントを使えば効率的にブランクを気にしない企業を探せると言いましたが、こちらもかなり効率的ですね。
待っているだけですし、オファーが来た時点でブランクNGの可能性0%なので。
しかもあちらから面接させて下さいというスタンスなので、もはやこちらの方が立場が上!?的な感じ(違うかw)
もちろんここで調子乗ってはいけませんが、ブランクを気にする企業を避ける方法としてはこれ以上ない方法でしょう。
第二新卒転職に特化したスカウト型転職サービスは、以下の記事で紹介しています。
登録したらあとは放置なので、この機会に登録だけでもしておくことをおすすめします。
番外編:転職保証されたスクールに通えばブランクがあっても転職できます

こちらは少し裏技的方法です。
世の中には転職保証がついたスクールというものがあり、こちらを受講して転職するという方法があります。
転職保証がついていますから、ブランクがあっても確実に転職できます。
極端な話をするとブランクが3年あったとしても、たとえ1日で会社を辞めた社員であったとしても転職できてしまうのです。
なのでどうしても受かりたいと考えているなら、この方法を使うのもありです。
第二新卒におすすめの転職保証がついたスクールは以下の通りです。
- エンジニア(プログラミング)・・・DMM WEBCAMP
- Webデザイン・・・テックキャンプ デザイナー転職コース
この方法を使うと確かにお金はかかってしまいます。
しかし逆にお金を払うことでブランクで不利な転職活動を終わらせることができるのであれば、めちゃくちゃ高い買い物ではないと思います。
また、ITスキルを持って転職すればそこそこの年収をもらえるので、スクール費用なんて2,3ヶ月で回収できますしね。
まとめ:明日よりも今日の方が有利です
この記事では、ブランク&早期離職の僕でも第二新卒転職できたコツを紹介しました.
具体的には以下の通りです。
- たとえ何もしていなかったとしてもブランクは正直に伝える
- 正直に伝えて落ちる企業は無視しよう
- ブランクを気にしない企業を受ける
- ブランクがあって不利なのになぜ一念発起したのかを伝える
- スカウト型転職サービスに登録してスカウトを待つ
このコツを参考にしていただいて、あなたが第二新卒転職に成功することを願っています。
ちなみに当たり前ですが今日よりも明日、明日よりも来週の方がブランクは広がっていきます。
ですのでまだ転職活動に踏み切っていないという人は、今すぐにでも何かしらの行動を取り始めて下さい。
今回紹介した第二新卒転職エージェントやスカウト型転職サイトへの登録なんかは、無料ですし今すぐにでもできます。
空白期間がどんどん広がってこれ以上不利になる前に、できることからやっていきましょう!
こんにちは、かわんちゅ(@kawaaanchu)です。僕は第二新卒転職した時、半年以上のブランクがありました。ものすごく不利な転職活動でした。この記事ではその実体験をもとに執筆しています。