新卒10ヶ月で大手企業から中小企業に転職して先に知っておけばと後悔したこと【実体験】

かわんちゅ

こんにちは、かわんちゅ(@kawaaanchu)です。僕は新卒で入った東証一部上場の大企業を10ヶ月で辞めて、中小企業に第二新卒転職しました。この記事は、その実体験をもとに執筆しています。

現在大手企業働いているものの、中小企業への転職をしようかと考えている。

しかし

  • 大手から中小企業に転職するのってもったいないかな?
  • 後悔するかな?
  • けど辞めない方が後悔するかもしれないし・・・

こんな感じで悩んではいませんでしょうか?

そこでこの記事では実際に新卒10ヶ月で東証一部上場の大企業から中小企業へ転職した僕が、先に知っておけばと後悔したことをお伝えします

また、文末では中小企業に転職して逆に良かったことや、後悔しないためにできることについても解説します

ぜひ最後までご覧ください。

新卒10ヶ月で大手企業から中小企業に転職して先に知っておけばと後悔したこと

それではさっそく大手企業から中小企業に転職して先に知っておけばと後悔したことをお伝えします。

仕事に関することと、生活に関すること2つに分けて解説しますね。

仕事編

まずは仕事編です。

  • 丁寧で細かい研修などはない
  • 社長の一言でころっと変わる
  • 待っていても仕事は降ってこない

こちらの3つです。

丁寧で細かい研修などはない

転職して1番に感じたのは、大企業で受けたような丁寧で細かい研修などがなかったということです。

大企業だと教えてくれる人が専属でついてくれたり、3ヶ月~1年は基本的にずっと研修ってくらい時間を割いてくれますよね

でもこれって当たり前ではなくて、大手だからこそこれだけの人件費と時間がかけられています。

中小企業ではまともな研修は1ヶ月くらいでした

もちろん会社としても新しい人に教えたいという気持ちはありますし、研修後も聞いたら親切に答えてくれますよ

しかし大手ほどの手厚さはないと言うことなんです。

僕はどの企業でも大手並みの手厚さで仕事を教えてもらえると勘違いしていたため、自分はほったらかしにされているんだと反感を覚えたこともあります。

先にこの事実をしっていれば、もっと冷静に自分から教えてくださいと言いに行ったりできたのになぁと後悔しています。

社長の一言でころっと変わる

大企業で働いている場合、異動とかがない限りは基本的にずっと同じ業務をやり続けますよね。

しかし中小企業では、社長の一言で事業が1つ増えたり、逆に無くなったりすることが珍しくない頻度であります

ということは、朝きたら昨日とは全く違う業務をやるなんてこともあり得るわけです。

もちろん毎日が刺激的で楽しい人にとっては良いでしょうが、変化が多いしスピードも速いので慣れるまではしんどかったですね。

なにせ大手出身ですから、数年は変わらないというマインドが染み付いていたので(笑)

ですから変化の連続という環境が極端に苦手な人は、後悔してしまうかもしれません

待っていても仕事は降ってこない

大企業で働いていると自分の役割が決まっていることもあり、待ちの姿勢でも仕事は与えられ続けます。

しかし中小企業では誰が何をやると明確に決まっていないため、自分から仕事を取っていかないと仕事は振ってきません

つまり受け身の姿勢でいると、何もすることがなくて暇・・・ということが発生するのです。

暇でお金がもらえらたらいいじゃんって思うかもしれませんが、仕事をしないと社内評価が下がり昇給昇進ができなくなります

また、実際僕も受け身の姿勢で暇していた時期があるのですが(?)、自分の役割がないって本当に辛いです。

周りは忙しそうにしているのに自分にはできることがないって屈辱でしかないので。

以上のことから、仕事が常に降ってくることをあたりまえではないと先に知っておけば、みじめな思いをしなくて済んだのになぁと思います。

生活編

次に生活編です。

具体的には以下の3つです。

  • ボーナスが少ないor出ないことのつらさ
  • 周囲の人からの尊厳の目が無くなる
  • 福利厚生が充実してないとこんなにも出費が増えるの!?

ボーナスが少ないor出ないことのつらさ

大企業でも中小企業でも月にもらえる給料はほとんど同じです。

月収20万円くらいで、手取り16万円くらい。

しかし問題はボーナスです。

僕の場合は大手にいた頃のボーナスは年間で4.5ヶ月ほど出ていました

一方中小企業では0円・・・

年収で考えると大手330万円 ・中小220万円ということです。

ボーナスがあるのとないのでは年収が約100万円も変わってくるのです。

僕は転職先の月給が20万円と書いていたので「そんなに変わらへんやん!」って思っていました。

ですが実際に中小企業で働いてみて、ボーナスがないことがどれだけ辛いことなのか思い知ることになりました。

この事実、先に気づいておきたかったです(笑)

周囲の人からの尊厳の目が無くなる

友達の友達などに会う時、自己紹介をして大手で働いてますって言うのと中小で働いてますってのでは、全く食いつきが違います(笑)

大企業が将来安泰な時代は終わったと言われてはいますが、やはりまだまだみんな大企業が好きなようです

特に古い考えを持っている人、親世代の人と話す時は顕著ですね・・・。

あと地味に感じるのが賃貸を選んでいた時ですね。

大手に在籍していた時の不動産業者の食いつきと、中小に在籍していた時の食いつきは結構違いました

大手にいた頃は結構いいアパートやマンションを勧めてくるんですよね。「審査も通りますから!」とか言って。

しかし中小企業の頃は無難なところしか勧めてきませんでした。

こういった地味なところでも大手と中小で扱いが変わってくるとは思わなかったです(笑)

福利厚生が充実してないとこんなにも出費が増えるの!?

大企業に在籍していると、ありとあらゆる場面で補助や割引を受けれたりします。

  • 住宅補助
  • 映画館の割引
  • 食堂があってランチを安く食べれる
  • コーヒーが無料
  • 各種保険が自前で安い
  • 健康診断が無料

などなど。

大手で働いていた頃はこれらが当たり前だったし、このおかげで月々の出費が抑えられていることに気付きませんでした

福利厚生ってあるけれど、そんなに恩恵受けるもんでもなくね?とすら思っていたくらいです。

しかし中小企業で働き始めてから上記のような福利厚生が無いと、こんなにも月々の出費に差が出るの!?って思いましたね

住宅の補助やランチを安く食べれるって、相当僕を楽にしてくれていたんだって(泣)

こういった充実した福利厚生を失ったことを、中小企業で働き始めてから気づいて後悔しました。

失って初めて気づく大切さとはこのことかと。

逆に中小企業に転職して良かったこと

大企業から中小企業に転職して後悔したことをお伝えしましたが、逆に良かったことももちろんあります。

こちらも仕事編と生活編に分けてお伝えします。

仕事編

まずは仕事編です。

具体的には

  • 自分の意見が反映される
  • 社長の経営ノウハウをそばで感じられる
  • 1年目でもいろんな仕事を任せてもらえる

こちらの3つです。

自分の意見が反映される

大企業で働いている時、社長に対して「ここはこうした方が良く無いですか?」って言えましたか?

おそらく部長や課長にすら言えなかったと思います。

しかし中小企業であれば社長との距離がかなり近いので、雑談するかのように自分の意見を言えます

さらにその意見が正しいと思われば、それがきちんと社内に反映されるのです。

自分の意見が組織に反映されるのって本当にやりがいを感じますよ。

一方大手にいると自分の意見なんか通らないし、変革しようとして目立つもんなら出る杭は打たれるかのように文句を言われて終わりです。

こうした自分の意見を素直に言える環境を手に入れたことは、中小企業に転職して良かったなぁと思いましたね

社長の経営ノウハウをそばで感じられる

先ほど社長との距離が近いと言いましたが、もう1つこれによる恩恵があります。

それは社長の近くにずっといると、

  • 経営に関する考え方
  • マーケティング論
  • 事業の起こし方
  • 存続方法
  • 広報のやり方
  • 経費と利益に対する考え

こういった、経営に関する生きたノウハウを吸収することができるということです。

経営に関する情報は本やセミナーでも学べますが、実際に社長のそばで生きた知識として学ぶのとでは大違いでしたね。

ちなみに僕はそのノウハウを参考に、現在フリーランスとして活動できています

大手企業に残っていたら、20代で独立して働くなんてことは不可能だったでしょう。

1年目でもいろんな仕事を任せてもらえる

大企業で働くとなると1年目はほぼ研修、まともに働き出すのは2年目から、大きな仕事を任されるのは3年目以降でしょう。

しかも大抵の場合で、ずっと同じ仕事だと思います。

しかし僕は中小企業にて1年目なのにも関わらず重要なポジションをもらいました

さらに言うと採用の面接担当者になるなど、人事の仕事なんかもやらせてもらったんですね

大手に残っていれば少なくとも20代のうちは担当以外の仕事はしない、平々凡々な平社員生活確定だったでしょう

僕は若いうちからやりがいのある仕事、いろんな仕事を経験したいと感じていました。

その点、大手企業を抜け出したことは正解だったなと思っています。

生活編

続いて生活編です。

具体的には

  • 転勤がない
  • 人間関係が良い
  • 仕事の無駄や理不尽が少ない

こちらの3つです。

転勤がない

僕が中小企業に転職した理由は、実はこの恩恵を受けたかったからです。

大企業ということは全国に事業所を持っていると思いますので、転勤の可能性がありますよね

しかし中小企業なら転勤がない会社が多いので、落ちついてその地に足をつけることができるのです

僕は大企業で働いて初めて転勤を経験して、自分は住む場所を選びたい人間なんだと気付きました

おそらく僕以外にも就活の時は転勤のことを気にしていなかったけど、実際働き始めたり恋人ができたりして転勤したくないと考えるようになった人もいると思います。

将来マイホームを購入して可愛い子供もできたのに、転勤を言い渡されて単身赴任することを耐えられますか?

僕は絶対に耐えれないと思ったので転職しました

人間関係が良い

転職してびっくりしたのですが、中小企業は人間関係が本当に良いです。

大企業でいた頃は必ず誰かと誰かはギスギスしていたり、派閥があったりしました

しかし中小企業は人数が少ないこともあり全員が理解しあえる環境なため、悪いところがあっても個性として認めようみたいな雰囲気があります

というか中小企業はずっと固定メンバーなので、仲悪くなると終わるって言うのもあるんでしょうが(笑)

僕自身HSP気味といいますか変な性格なので、正直大企業では浮いていました

しかし中小企業に入って逆にこの変な性格を活かせるように考えてもらったことは、本当に感謝しています。

無駄な仕事や慣習が少ない

大企業で働いていると、数々の意味がわからない無駄な仕事や慣習と出会います。

  • 意味のない会議
  • 会議のための会議
  • ハンコ
  • 無駄な飲み会
  • 社内イベント強制参加
  • 有給休暇が取りづらい
  • 上司より先に帰りづらい
  • 決裁

などなど。

中小企業は合理的な考えをしていることが多く、上記のような無駄なことは嫌います

こんなことをやっていたら社長に「それは利益になるのか?」と突っ込まれます。

しかし大きい組織ともなるとこういった慣習を変えることの方がコストになるため、変わらずに根強く無駄が残っているのです。

中小企業に転職してこういった無駄な仕事や慣習から抜け出せたので、ストレスを減らすことができましたね

どちらが優れているというよりも、あなたが何を大事にするか

ここまで大企業から中小企業へ転職して後悔したこと、逆に良かったことをお伝えしました。

僕がこの記事で伝えたかったことは、大手の方が良いとか中小企業の方が悪いとかそういう話ではありません

それぞれ良いところ悪いところがあり、何を大事にするかによってあなたが向いている会社が違うと言うことなんです。

もしあなたが

大企業が向いている人
  • 自分からガツガツ仕事を取るのが苦手
  • やりたいことは実現しにくいけど安定性が欲しい
  • 転勤などは給料がよければ我慢できる
  • 多少無駄な慣習があっても周囲からの尊厳や福利厚生の恩恵を受けたい

こう考えるなら大企業に残った方がいいと思います。

逆に

中小企業が向いている人
  • 給料は低くてもいいから自分がやりたいことを実現したい
  • 安定性よりも社長の経営ノウハウを間近で感じたい
  • ネームバリューはないが、転勤がない方がいい
  • 福利厚生があったとしても、人間関係が良い職場で働きたい

こう考えるなら中小企業に行った方がいいですね。

要は、安定>自由なら大手企業、自由>安定なら中小企業と言えます。

あなたは安定と自由どちらを大切にしたい人間ですか?

もし自由が大事だと感じる人間なのに大手にいるのでしたら、それは転職も検討した方がいいかもしれません。

今良くても5年10年と働いてくると我慢できなくなってきますから。

安定と自由を一度に両方得ることはできない

ちなみに安定と自由は正反対に位置するものです。

つまり同時に手に入れることは100%不可能です。

  • 安定して仕事があり続ける環境で、自分の意見が反映されるような自由さは絶対にありません。
  • ネームバリューがあるくらい大きい組織だから、無駄なくらいルールが存在します。
  • 大手になりうる売上を達成するために全国に事業所があるから、転勤が存在します。
  • 小さい規模だから転勤がなく、そして売上も低めなので給料が低いです。

言い出したらキリがないですが「大企業は給料が高いけど自己実現はしにくい」「中小企業が自己実現はできるけど給料は少なめ」これらはどこの企業も一緒だし世の中の仕組み的に絶対にそうなります。

給料が高くて安定してて自己実現もできるなんて環境は絶対にないです。

Googleレベルの自由と思える企業でも、それぞれの社員の自己実現は難しいと思います・・・。

なので現在大手で働いていて自分の裁量で働きたいなぁと考えているなら、中小企業へ転職しなければ解決しないでしょう

新卒3年以内の第二新卒転職は無理?実際に経験したので実情をお伝えします

大企業から中小企業・ベンチャーへの転職で後悔しないためにできること

最後に、大企業から中小企業へ転職しようかなぁと考えている人向けに、後悔しないためにできることをお伝えします。

実際に大企業から中小企業への転職を経験して、やった方がいいなと思うことです。

それは

  • 自分は大手向きか中小向きか自己分析をする
  • スキルを身につけてから転職する

こちらの2つです。

自分が大手向きなのか中小向きなのかを知る

先ほど安定が欲しいなら大手、自由が欲しいなら中小企業が良いとお伝えしました。

もし転職しようとしているなら、あなたが一体どっちなのかを落ち着いて考える必要があります

仮に自由が欲しいから中小企業へ転職したとしても、一時的に嫌なことがあって大企業が嫌になっているだけの可能性もあるので。

転職して落ち着いてからやっぱり自分は大手が向いてる性格だった、なんてことになるのは避けたいところです。

なので、今一度自分は大手向きか中小向きか自己分析をする必要があります

ちなみに方法としては、転職エージェントという無料サービスを使うのがおすすめです。

何人もの転職者の相談に乗ってきたキャリアのプロが、あなたが大手向きか中小向きなのか判断してくれます

おすすめの転職エージェントは以下記事で解説しています。

【実体験】おすすめの第二新卒転職エージェント&選び方も解説

スキルを身につけてから転職する

後悔したこととして、丁寧な研修がないことや、待っていても仕事は降ってこないということをお伝えしました。

この要素で後悔しないためにできることが1つあります

それはスキルを身につけてから転職すると言う方法です。

スキルを身につけてから転職をすれば、丁寧な研修がなくてもある程度事前知識がある状態なのでスムーズに仕事をやっていけます。

また、スキルがあればあなたがやれることが明確なので、待っていてもある程度仕事をくれたりします。

ですからスキルを身につけて転職すると、入社後良いスタートを切ってその会社に馴染んでいけますよ

さらに言うとスキルを持っていれば、市場価値が上がるので転職活動のおいても有利になりますし

もし転職を迷っているのであれば、以下記事で紹介しているようなスキルを1つ身につけると後悔を減らせますよ。

スキルなし第二新卒におすすめの資格・スキル7選【市場価値を高めよう】

まとめ

この記事では新卒10ヶ月で大手企業から中小企業に転職した僕が、先に知っておけばと後悔したことをお伝えしました。

大手企業から中小企業に転職して後悔したこと
  • 丁寧で細かい研修などはない
  • 社長の一言でころっと変わる
  • 待っていても仕事は降ってこない
  • ボーナスが少ないor出ないことのつらさ
  • 周囲の人からの尊厳の目が無くなる
  • 福利厚生が充実してないとこんなにも出費が増えるの!?

逆に中小企業に転職して良かったこともお伝えしました。

中小企業に転職して良かったこと
  • 自分の意見が反映される
  • 社長の経営ノウハウをそばで感じられる
  • 1年目でもいろんな仕事を任せてもらえる
  • 転勤がない
  • 人間関係が良い
  • 仕事の無駄や理不尽が少ない

この記事を読むことで、自分は大企業に残るべきなのか、中小企業に行くべきなのか少しヒントになったかと思います

どちらが正しいというわけではありません。

自分の価値観的に安定と自由どちらを追い求めたいか、よくよく考えてみてくださいね

もし1人で決断するのが難しいなら、転職エージェントのキャリアカウンセラーに相談するのもありです

完全無料で話を聞いてくれますよ。

【実体験】おすすめの第二新卒転職エージェント&選び方も解説

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