自分はコミュ障なんだけど、
- 英語を話せるようになりたいから勉強している
- 年収を上げるために英語を勉強している
- 英語を伸ばすにはたくさん話すことが大事らしいが、コミュ障なので英会話教室がちょっと怖い
- コミュ障でも英語を上達させる方法とかってないかな?
こんな感じで悩んではいませんでしょうか?
そこで厳しい結論を言うと、コミュ障は英語をビジネススキルとして身に付けるのは向いていません。
なぜなら
- コミュ障は言葉を口に出す前に考えてしまう人間だから
- 英語は話せば話すほど上達するスキルだから
- 話せるようになったところでメリットがない
という理由が挙げられるからです。
コミュ障である僕も英語を話せることに憧れてずっと勉強していたのですが、余計にコミュ障が加速しました。
なぜそう言えるのか、この記事で解説していきたいと思います。
コミュ障が英語スキルを身に付けるのに向いていない理由
ではさっそく、コミュ障が英語スキルを身に付けるのに向いていない理由を解説します。
それは以下の3つです。
- コミュ障は言葉を口に出す前に考えてしまう人間だから
- 英語は話せば話すほど上達するスキルだから
- 話せるようになったところでメリットがない
コミュ障は言葉を口に出す前に考えてしまう人間だから
コミュ障の人は、会話において考えすぎてしまう特徴があります。
- この返事は会話の流れからしておかしくないだろうか?
- 言おうとしている言葉に相手を傷つけるNGワードが入ってないだろうか?
- つまんないと思われないだろうか?
このようなことが一瞬頭によぎることで発言が遅れ、集団で会話するとよく話す奴にペースを持って行かれて黙り込むことになるのです。
そんなコミュ障が英語を話そうとすると、上記の考えに加えて
- 文法的が合っているだろうか?
- 単語の意味はあっているだろうか?
- 発音ってこうでよかったっけ?
みたいなことを思うようになります。
このせいでコミュ障はもともと1重フィルターで発言までが遅かったのに、英語で話すことでフィルターが2重になり、余計に発言が遅れます。
そうなると集団の会話ではまず置いてけぼりになることは間違いないし、2重フィルターをクリアする発言を考えるのもしんどくなり、英語を話したくなくなるといった事態になるのです。
つまりコミュ障にとって英語は、余計に口から言葉が出ないきっかけを作ってしまうものになります。
英語は話せば話すほど上達するスキルだから
英語は話せば話すほど上達するスキルです。
ずっと日本で勉強している人よりも、半年くらい留学した人の方が英語が得意になっていることからもわかります。
つまり、英語力を上げたいなら海外に留学するとか、せめて英会話教室などに通わないと上達は見込めません。
しかしコミュ障のあなたは、留学はもってのほか、英会話教室に通うのも少しビビっているのではないでしょうか?
もし僕と同じ考えを持っているなら、ある程度勉強してちょっと英語が理解できるようになってから、英会話教室に通おうと思っているはずです。
けどそれじゃあ一生英語力は上がりません。
なぜなら、ちょっと英語が理解できるようになる段階は、英会話教室に通わないとたどり着けないからです(笑)
また、もし教室に通ったとしても自分からガツガツは喋らないので、コミュ力のあるやつよりかなり成長が遅いです。
以上のことから、極力話したくないと考えている時点で、英語を学ぶことには向いていないと言えます。
話せるようになったところでメリットがない
英語を勉強することの最終目的地は、外国人と話すことができるようになり、今まで話すことのできなかった人種と交流を深めれることにあると思います。
しかし、よくよく考えてください。
コミュ障であるあなたは、できれば日本人とすら会話をしたくないはず。
なのに英語を話せるようになる、つまり話す人の母数を増やしてあなたになんのメリットがあるのでしょうか?
そう、コミュ障は英語が話せるようになったところで、メリットがかなり少ないのです。
- あなたは国を超えた友人が本当に欲しいですか?
- 海外に行って現地の人と仲良くなって一緒に酒を飲みたいですか?
- Zoomとかで休日に外人と交流するのを楽しいと思う人ですか?
- 仕事で外人の取引先と交流しろと言われて「楽しそう!」って思いますか?
これらがYesなら英語学習するメリットがありますが、そうでないならメリットがないので学習する意味がありません。
つまり英語学習は、コミュ障にとって向かない知識を広げているだけということです。
劣等感を感じてコミュ障がより加速する

コミュ障は上記3つの理由で英語学習が向いていないにも関わらず勉強を続けると、コミュ障に拍車がかかります。
なぜなら
- 外人と話しても言葉が出てこない、うまく話せない
→劣等感を感じる - (スピーキングを後回しにするため)英語の上達が非常に遅い
→劣等感を感じる - 英会話スクールで周りがどんどん上達していくのに、自分は遅い
→劣等感を感じる
こんな感じで劣等感を感じまくるからです。
自分ってやっぱ話すの向いていないんだっていう思考になってどんどん自信がなくなり、もう病みたくないから喋りたくない!ってなります。
僕はこの思考回路に見事にはまり、余計にコミュ障が加速しました(笑)
英語学習も辞めました(泣)
向いているものを継続して初めて花が咲く
みんな何かのスキルを学び始める時、
- グローバルな時代だから英語を学ぶ
- 食いっぱぐれないスキルだから簿記を学ぶ
- 将来性が高いからプログラミングを学ぶ
みたいな、メリット重視で選んでいる人が多すぎます。
けどスキルというのは、基本的に自分に向いているものを継続することで初めて成果が出ます。
だから、たとえ英語が学ぶべきスキルだと評されていても、自分に向かないなら学ばないという決断をする必要があるのです。
そして逆に言えば、世間的に評価の低いスキルでも、自分が向いているなら学ぶ価値は大いにあります。
以上のことから、あなたがコミュ障ならば、コミュ障が向いているスキルの中からやってみたいと思えるようなものを選ぶ必要があるのです。
もちろんそれが英語なのであれば問題ありません。
しかし、この記事に来ているということはそうではないはずです。
以下記事では、コミュ障が逆に有利になるスキルを紹介しています。
コミュ障に向いているスキルは何か知りたいなら、ヒントになる記事かと思います。
こんにちは、かわんちゅ(@kawaaanchu)です。僕は2年前に英語学習をしていたのですが、コミュ障が原因で挫折しました。この記事は、その経験をもとに執筆していきます。